ドラクエ3 HD-2Dリメイクが発売されて1週間経ちましたね!
もちろん私も既プレイ済でクリアさせて頂きました。
以前も、発売前に転職という言葉を初めて学んだ作品として挙げさせて頂きました。
本日は少しネタに寄り添ったブログの更新をしてみました。さて、本日5月27日は、エニックスから【ドラゴンクエスト】が発売されて38周年となる記念すべき日そんなドラゴンクエストに、”転職”という言葉を学んだ人は少なからず私だけで[…]
このドラクエ3にはダーマ神殿という、現実世界で言うハローワーク的な施設があります。
そこで様々な職業に転職できるわけですが、今回のリメイクでは”魔物使い”と言う新たな職業が追加され、従来のドラクエ3よりも幅広い選択肢と戦略が組めるようになっています。
そんな新職も加え、今回はそんなドラクエ3リメイクにて私がどういった転職をしてクリアまで進めたかを取り上げて行こうと思います。
今回クリアまでに転職した経路
私が今回、クリアまでに利用した職業(パーティ)は以下の通り
- 勇者(主人公)
- 盗賊→魔物使い
- 魔物使い→武道家
- 遊び人→賢者
まず、やはり今回から追加された魔物使いに関しては結構気になっていたので早速ルイーダの酒場で作成して連れて行かせて貰いました。
次に盗賊を連れて行った理由は、※【レミラーマ】と【とうぞくのはな】と【しのびあし】を序盤から使いたかったからです。
ドラクエ3は他の最近のドラクエ作品と違って、目には見えない場所に重要なアイテムや装備が落ちている事が多くある作品なんです。
この目に見えないアイテムの取り逃しをしない為にも【レミラーマ】と【とうぞくのはな】のコンビネーションは必須になってきます。
※【レミラーマ】=目に見えない場所に落ちているアイテムを一瞬光らせて落ちている場所を教えてくれる。
※【とうぞくのはな】=今、自分がいる場所にいくつアイテムが存在しているかを教えてくれる。
※【しのびあし】=フィールドやダンジョンでのエンカウント率(敵と遭遇する確率)を大きく下げる。
そして、最後に遊び人ですね。
これは、ダーマ神殿に着いた段階で※”賢者”に転職させたかったと言う理由から仲間に入れていました。
ただ、今回のリメイクでは遊び人Lv45~になると【まりょくかくせい】と言う特技を覚えるんです。
当初の予定だと、Lv20にさえすれば賢者になれるので、ダーマ神殿に到着した瞬間に『この邪魔な遊び人を転職させてやろう!』と思っていたんですが、ダーマ神殿に到着する前にこの情報が入って来てしまった事によって、魔王バラモス手前まで連れて行くことになってしまいました。
※賢者=僧侶・魔法使いが覚える呪文を全て習得可能な職業
勇者(主人公)は絶対必要?
いえ、プレイスタイルに合わせて勇者もルイーダに預ける事は可能ですよ!
ただ、今作の主人公というだけあって、その勇者専用のイベントやストーリーもあるのでパーティーに入れておかないと進めないイベントもあります。
そういった、イベントに直面する度に加入させたり脱退させるのは面倒でもあるので、普通に加入させた状態でプレイする事が推奨されます。
今回のリメイクでも勇者はそれなりに強いです。
他の仲間が転職に転職を重ねて強くなってくると、見劣りする部分もあるかもしれませんが、ステータスも一番伸びてくれますし、【だいぼうぎょ】と言う特技が追加された事でパーティの先頭に置いておくと※タンク役にもなってくれたりします。
※タンク=敵からの攻撃を引き受け、他の仲間を守る役割
勇者は転職ができないので、自然と一番レベルが上がってくる存在です。
と言うのも、他の仲間達は転職する事は可能ですが、転職をしてしまうと覚えた特技は引き継ぐがLv1からやり直しとなります。
なので、勇者を預ける事になるのはクリア後、仲間のレベル上げを効率よくしたい時になってきますかね!
新職の”魔物使い”って強いの?
結論から申しますと、今回のリメイクにおけるゲームバランスブレイカーと言っても過言ではありません。
と言うのも、この魔物使いと言う職業ですが序盤のルイーダの酒場から作成する事が可能で、Lv6前後で【やすらぎの歌】という味方全体を回復する特技を覚えます。
これに関しては、発売前の情報によって得ていた知識だったので、早速ルイーダにてキャラ作成して連れて行きました。
使用感ではホイミより少ない回復量ではありますが、しっかりと戦闘中のみ味方全体を回復してくれます。
つまり、この特技があるアドによって今作の序盤で僧侶を入れる必要がありません。
なんなら、中盤まではこの”安らぎの歌”だけでヒールは賄えちゃいます。
そして、更に今回のリメイクでは職業の追加だけではなく、“モンスターバトルロード”と言う魔物同士を戦わせるプチドラクエモンスターズ要素も追加されてます。
これは各地に存在する魔障が無くなったモンスター(通称”はぐれモンスター”)をスカウトして、闘技場で戦わせるというコンテンツとなっており、このはぐれモンスターをスカウトした数に応じて魔物使いの覚える特技も増えていきます。
その中にある【まものよび】と言う特技がとにかくゲームバランスを大きく崩している要因
順調にはぐれモンスターを10体スカウトしていれば、序盤~中盤ぐらいで覚えれる特技で、『ランダムな敵に4回攻撃し、更にスカウトしたモンスター数に応じて威力が変わる。』と言うドラクエ7における“怒涛の羊”と同じ様な効果となっております。
相手が1体の場合、その敵に50~100のダメージを4回与えるわけですから、それはもう強力な特技となっています。
上記にもある通り、スカウトしたモンスターの数でダメージ量も変動するので、最終的には200ぐらいのダメージを4回与えたりすることもできます。
そして、魔物使いの強い点はそれだけで留まりません。
物語の終盤、順調にスカウトしたモンスターの数が50体を超えると【ビーストモード】と言う特技を覚えます。
これは、自身に掛けるバフで『2回行動になり、すばやさが1段階アップする』といった効果
つまり、前述に記載した【まものよび】を1回のターンで2回行動して放つことが出来るんですね。
しかも、ドラクエ3を今までプレイしたことある人なら解ると思うんですが、今回のリメイクも同じく転職する前の特技はそのまま覚えた状態で次の職業に就けるんです。
現実の世界と同じく職務経歴は残ったまま、次の職に就けるわけです。
何が言いたいかわかりますね?
そうなんです、魔物使いに一度転職してこれらを覚えた状態で次に戦士や武道家に転職すると、【ばくれつけん】や【つるぎのまい】なんかも1ターンで2回使える事になるんです。
更に今回、武道家に関しては【会心必中】と言う特技をLv48になると覚えるんですが、これは『自分の攻撃が必ず会心の一撃(相手の防御力を無視し自分の攻撃力がほぼそのままダメージとなる)になる』特技で、メタル系モンスター(経験値が多く貰えるが、すぐ逃げてしまう仕様のモンスター)にもの凄く有効になってきます。
これが2回放てるわけですから、パーティに1人魔物使い経由の武道家が居れば、メタル系モンスターが逃げさえしなければ2匹確実に倒せるんですね。
つまり、レベルを上げるのも凄く楽になってしまうんです。
“魔物使い”のメリット
魔物使いは上記にも挙げた【まものよび】や【ビーストモード】などの戦闘におけるメリットはもちろん
【やせいのかん】と言う特技も覚えます。
これはLv10~覚える特技となっており、比較的序盤から使えるものです。
効果は、その場に魔障のなくなった”はぐれモンスター”が居るかどうかが判断できる特技
今いる場所にはぐれモンスターが居る場合
『なんと!ちかくに保護可能なモンスターが潜ようだ!』
と表示されます。
そのMAPのどこかに居る場合
『かすかに気配が感じられる…この周辺に保護可能なモンスターがひそんでいるようだ。』
と表示されます。
盗賊の覚える【とうぞくのはな】と同じように、やり込み要素として非常に便利な特技の為
これが、序盤から使えるというのは非常にアドになってくるかと思います。
更に、魔物使いがパーティに1人いるとはぐれモンスターをスカウトする際、スムーズにスカウトする事が可能になってきます。
本来、魔物使いが居ない状態ではぐれモンスターをスカウトする場合、スカウトする為に必要な行動を取らないといけないんです。
はぐれモンスターは非常に憶病で、魔物使いがいない状態で近づくと逃げてしまいます。
例えば、足音を立ててしまうと逃げてしまうモンスターや、人間の匂いに敏感になって逃げてしまうモンスター等、スカウトするモンスターによって逃げる理由は様々です。
そのモンスターに応じて、【しのびあし】という特技を利用して捕まえたり、【においぶくろ】と言うアイテムを利用して人間の匂いをごまかして捕まえたりする必要があります。
その行動を無視してスカウトできるので、非常に居るだけでもメリットある職業となってます。
“魔物使い”のデメリット
基本的にデメリットというデメリットはありません。
強いて挙げるのであれば、【やすらぎの歌】が戦闘中にしか使えない事
フィールド上では利用できないので、フィールドでの回復は全て主人公に負担が掛かってきます。
そこの負担を補いたい!と言う事であれば僧侶を入れる価値はあると思いますが、フィールドでの回復は薬草などでも十分補える部分になるので、大きなデメリットになってきません。
また、ステータスの面でも、ドラクエ3では”性格”というシステムがある都合上、職業によって上がりにくいステータスも”性格”次第でどうにでも出来ちゃうんですよね。
装備可能な武器防具に関しても結構豊富で、プレイしているうえで不便な職業だな…と感じた事はないです。
初めてドラクエに触れる人にはおすすめ
初めてRPGをする人や、ドラクエ3をやる人にはとてもおすすめな職業になってます。
ゲーム自体を簡単にしてしまうので、玄人からすると邪道と言う声も上がってきそうな職業ですね。
現実でも、これくらい人生と言うゲームを楽にしてくれる職業があると良いなとつくづく思います。
職業”遊び人”とは?
今回のリメイクでも、特別なアイテムを利用しなくても”賢者”に転職できる唯一の職業です。
更に、今作では冒頭でも記載したように、【まりょくかくせい】と言う特技も覚えます。
この特技を経て賢者に転職する事で、賢者で覚える呪文の威力を最大限引き出す事が可能です。
これだけ見ると、『素晴らしい職業だな!』と思われるかもしれませんが、その代償は凄く大きいのです。
まず、戦闘中5割以上言う事聞きません。
“めいれいさせろ”という作戦にして命令させても言う事聞きません。
ボス戦であろうが、パーティがピンチの状況でも全力で遊びます。
いきなりサイコロを投げて遊んだり、急にしりとりをして一瞬で負けたり、急に仲間の後ろに回り込んで『だぁ~れだ?』と言われ一撃で当てられたり、戦闘中にも関わらず自ら眠りだして勝手に金縛りにあったり。
それはもう、自由に遊びます。
しかも、それだけに留まらず、仲間の邪魔をする遊びだってします。
怖い話をして仲間を怖がらせて1ターン休みにする事や、急にくしゃみをして敵味方全体をビックリさせて1ターン休みにしたりしてきます。
パーティに一人いるだけで割とストレスになってきます。
私も実際、今回追加されたボス【よるのばんにん】戦で凄く邪魔されてイライラしました。
ただでさえイライラするような追加ボスなのですが、それに拍車を掛けるようにイラつかせてきました。
遊び人のメリットになる遊び一覧
そんな遊び人ですが、こちら側のメリットになる遊びもしてくれます。
以下は遊び人のメリットになる遊び一覧です。
Lv | 遊び | 効果 |
5~ | いきなり石を拾ってお手玉を始める | 敵か自分に10前後のダメージ |
11~ | タップダンスを踊り始める | 成功すると、自分のみかわし率アップ |
13~ | 指をぐるぐる回し始める | 敵か自分に【※マヌーサ】の効果 |
21~ | ダジャレを言い出す | 敵全体に影響し、笑わせた敵に1ターン休みの効果 |
23~ | 急に大声で笑いだす | 敵全体に影響し、恐怖を感じた敵は逃げ出す |
29~ | 敵に流し目を送る | 成功すると敵1体1ターン休みの効果 |
37~ | 皆を励ます | 味方全体に※ピオリム |
39~ | 敵に対して悪口を言う | 凹んだ敵は※ルカニの効果、たまに怒る敵は※バイキルトの効果 |
41~ | 敵に対して石を投げつける | 敵全体に20~30のダメージ。メタル系の敵にも有効 |
49~ | 紙に火をつけて、火遊びを始める | 敵に※メラミの効果 |
50~ | 優しい気持ちになる | 味方全体に回復の効果 |
※マヌーサ=幻惑を魅せて物理攻撃が空振りになりやすくなる効果
※ピオリム=味方の素早さを底上げ
※ルカニ=守備力を大きく下げる
※バイキルト=攻撃力を大きく上げる
※メラミ=火球呪文、敵一体に50~80ダメージ
ほとんど、大したことのないメリットで自分に悪影響を及ぼす効果のものもありますが、意外と”急に大声で笑いだす”遊びや”ダジャレで笑かせにいく”遊びなんかは助かったところがあったりしました。
あとは、その独特なテキストが面白く、こちらプレイヤー側もくすっとさせる事もあったりします。
“くちぶえ”の有用性
遊び人がLv13~辺りで覚える特技に【くちぶえ】と言うものがあります。
これは、フィールドやダンジョンにて利用する事で魔物を呼び寄せて強制的にエンカウントさせる特技です。
レベルを上げたい時に特に有用となっており、歩き回る事なく即エンカウントさせる事ができるので、ゲームをやり込むプレイヤーにとっては便利な特技になってます。
同じような効果を持つアイテムで【銀の竪琴】と呼ばれるアイテムも、物語後半で取得できますが、こちらは利用する事で竪琴の音色が鳴り始めてエンカウントするようになっており、エンカウントまでの時間が少しくちぶえに比べると遅くなっています。
そこにストレスを感じないのであれば、そちらのアイテムで充分ではありますが、物語後半にならないと利用できない点なども踏まえると”くちぶえ”を覚えておく方がレベル上げにおいては有利になるかと思います。
たまに見せる悟りの表情
遊び人はLv20、つまり賢者に転職可能になったあたりから、遊びの一つとして“深く考える”行動を起こします。
戦闘中、急に『こんな事をしていていいのだろうか…?自分には何かやるべき事があるのではないのだろうか…?』とぶつぶつ呟くシーンなんかも見れたりします。
これは、昔からあるシーンで、このタイミングで賢者になれますよ!と言う製作者側のヒントになっているのかもしれませんね。
転職させるタイミング
どの職業も、転職させるタイミングはプレイヤーの判断に任されます。
私の場合は昔からドラクエを遊んでいるので特技を引き継いでLv1から育て直す仕様を理解していた分、スタートから、その職業で覚える特技を全て覚えさせてから転職させるようにしました。
通常であれば、ダーマ神殿に到着した段階で転職させるプレイヤーも多いかと思います。
そのスタイルでも全然進行に悪影響になる事はないので問題ないのですが、私は結構やり込んでしまうタイプなので、全ての職業で全ての特技を覚えたLv99のキャラメイクをしたい理由でそうしました。
今では、ステータス強化可能なアイテムを敵からドロップさせて全ステータス999も目指しています。
今作では、メタル系モンスターの討伐も比較的楽になっており、レベルも上げやすい環境が整っている為、比較的その目標の達成はしやすいようになっています。
各々のプレイスタイルに応じた転職をたのしんでみてください。
ちょっとしたLv上げの小技
今回、Lv上げる事の効率を最大限まで上げる方法がいくつかあるので軽くご紹介したいと思います。
まず、今作のリメイクではルイーダの酒場で“助っ人を呼ぶ”と言うシステムが追加されました。
この”助っ人を呼ぶ”システムは他の冒険の書でキャラメイクしたキャラを呼び出せるシステムになってます。
しかも、この呼び出した助っ人キャラは経験値が入る事がなく、もちろんその振られない経験値はメインデーターの仲間に振り分けられます。
つまり、メインデーターで上記でも記載した【ビーストモード】【会心必中】を覚えたキャラが完成した段階でメインデーターを教会で他の冒険の書へコピーし、そのコピー元からメタル系モンスター狩り専用キャラをメインデーターに引っ張ってくる事で効率的に多くの経験値を得る事ができるんです。
このタイミングで勇者をルイーダに預けて、助っ人キャラを加入させ、レベルを上げたい仲間を引き連れると良いかと思います。
おすすめの狩場は物語終盤に訪れる事が可能な魔王の爪痕上にあるスライムしか出現しない小島です。
そもそも、この小技はクリア後もしくは物語終盤ぐらいで利用できるような小技なので、利用する方はすでに魔王の爪痕辺りに行けるようになっているかと思います。
ドラクエはいいぞ
さて、いかがでしたでしょうか?
これが今回、私がドラクエ3HD-2Dリメイクにてスタートさせてクリアまでに転職させた職業でした。
参考になるかわかりませんが、軽くポイントだけまとめておきますね!
転職のポイント
- 魔物使いの【ビーストモード】から転じた武道家で安定経験値稼ぎ
- 【まりょくかくせい】型賢者を利用したい人は早めの遊び人加入を!
- 盗賊はやり込み要素に必須級、後々面倒にならない様序盤から対策を!
- 勇者は勝手に育ち切るので、クリア後は【会心必中】習得の仲間同士でレベリング
と、こんなとこでしょうか?
もちろん、ドラクエにおける冒険は自由!
それぞれ、やりたいように全力で冒険をたのしんでください!
※対応機種はNintendo Switch/PlayStation5/Xbox Series X|S/Steam/Microsoft Store on Windows
Switch版、PS5版の購入は以下から。
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